真宵のブログ

少しずつ、少しずつ

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

a

aのこと死ぬほど好きという人が何人もいたけどみんな生きてる。aのことが死ぬほど好きという人が何人もいたって。死ねばいいのに。そしたらaは何人も殺してる悪。悪女?もっとひどいのに、さっきもホールのはしの席で微笑していた。

夢みない前を向かない足を揃えて疲れない。走り出せない走りたくない思い気分を捨てきれない。寒い季節花が少ない心晴れない遠くの朝焼け。ぐしゃぐしゃの髪の毛に太陽今日もイヤでも始まるね。羽が生えたら今すぐに背中に痛み感じても。逃げるようでも飛ん…

わかるかな

ネット見ない。スマホ見ない。テレビない。ラジオ何?新聞売ってるね?わたしは忙しい。時間がない。眠りたい。眠れない。眠らない。誰か分かる?わかるかな。

REAL

生きなおしてみればリアル分かると誰か言ってた。生きなおしてみる?REAL面倒くさくない?ReAL。今はいいや。

バカ

誰かがキリキリ幅よせしてくるぎりぎり。芦原死んだでしょ。バカでしょ?バカだったでしょ。芦原お母さん泣いてたよ。泣くでしょ。バカでしょ。自分はそれで良かったとか言いそう生きてたら。芦原死んだでしょ。やっぱりバカでしょう、

知らない

雨にふられて果てしなく錆びた紺色の軽自動車。見つける気持ちはなかったのに見つけてしまった。傷で書かれたLOVEの白い4文字。バカみたいズシーンバカみたい!ずしん妙に白い4文字が重ったるくて。変な味がした想像の味。わたしの脳の中ではじけた。ラブ&ポ…

かけら

とげとげを巻きつけて眠れば季節はずれのあじさいが降り積もり、わたしはとげとげを気にせずにおはようといえるだろうか。いやいやを結び直してふしめがちに歩いていつもの駅。通過電車の風の向こうにどきどきのかけらがあればいいのに。

女神

救いの女神は儚い。本棚の1番遠く高いところにある小さな本。わたしは普通の女神、気まぐれで、時々考えすぎて、疲れたり、こうして詩を書いたりするだけ。

アザミ

約束の苦しさは何に似ているのか知りたい?最初から決まっていた笑顔。テーブルの周りはお辞儀だらけで、あちこちに向かって花開くアザミのよう。花のない悲しみを知りたくて、わたしはダイヤルを回す。無言の中に妙に親しい深夜。爽やかな夜のわたしは、き…

フック、ボック、モック、三人がいた。あなたは誰に?物凄いスピードで1日が終わる。フックはどこにもいない。ボックは心ここにあらず。モックはだまってハンガーラックに吊られてる。わたしはつくづく三人はやっぱり違うと思った。探してるかな?求めてるか…

それでいい

キラキラと光りながら落ちていく。あれは思い出。遠くでぼんやり光ってる。あれは愛。向こうで立ってこっちを見てる。あれは誰に?ぼくらはこれから何万回出会って、何万回おはようとか、バカとか言ったりして、絡みあい、笑いながら光りながら、少しずつ動…

今日から。

忘れたいこと、忘れられないこと。星座。たくさんの星のひとつがあなたで、わたしもたくさんの星の中のひとつ。いっそほうき星になって流れたい。夢を見た。ありきたりだけど、また明日はやって来る。ありきたりだけど、ゆっくり、少しずつ、時々は休んで前…

曇りのち雨

今は曇り空。左から順番に雑草の生えた鉢、何かを植えてある鉢、もともと何かだった盆栽みたいなのが枯れた鉢。もうすぐ雨が降る。鉢を並べた通りすがりの家の屋根にも、わたしにも、すべての鉢にも、アスファルトにも、みんな平等に雨が降る。濡れてしまい…

勝手すぎますか

プラネタリウ好きだからキスまで。きれいでいたい。勝手すぎますか?不器用な陽くん。彼氏未満。そもそも恋愛とか嫌だ。でも、陽くんは好きだ。好きだから誕生日は一緒だったし。陽くんは、二人用のテントの内側に穴を開けた黒い画用紙をセッセと不器用に貼…

私は泣くのだ

さみしいとき、わたしは鳴くようにしている。ヤン!ヤンッ!これはわたしのさみしい時の鳴き声。目をつぶって真っ暗、大きくて薄いブランケットの中、息苦しくなって、寝るんだ!と、目を閉じる。部屋の明かりはつけたまま。ふわふわ体から体が抜け出してデ…

小さな太陽

水着を捨てた。どうして。秋の衣替え。何を間違ったんだろう。ボンヤリしてたからなあ。ビー玉とビーズ。見えるものが大きくなったり、小さくなったり。アリス症候群。わたしはいつから右に傾いたり、突然眠くなったり。物凄く大きな河が小さなわたしを飲み…

水の中の光

さらさらと流れるように、昨夜の独り。一日中きりきりして、ずきずきして、コノヤローって飲み込んで、揺られて、押されて、足が痛くて、目の前のオヤジが臭くって、ふらふらふらふら、ガチャリ、ただいま、バタン。わたし、誰にただいまって言ってる?お腹…

あなたはわたし。分かっている。近づきたいのに離れてばかり。磁石だね。真顔でそう言ってた。黒い雪が降ってきたときわたしは何か言ったけどあなたは全く無視だった。自然環境はよほど最悪で、もう白い雪は見ることが出来ないのかな。あなたは前を見ている…