a
aのこと死ぬほど好きという人が何人もいたけどみんな生きてる。aのことが死ぬほど好きという人が何人もいたって。死ねばいいのに。そしたらaは何人も殺してる悪。悪女?もっとひどいのに、さっきもホールのはしの席で微笑していた。
羽
夢みない前を向かない足を揃えて疲れない。走り出せない走りたくない思い気分を捨てきれない。寒い季節花が少ない心晴れない遠くの朝焼け。ぐしゃぐしゃの髪の毛に太陽今日もイヤでも始まるね。羽が生えたら今すぐに背中に痛み感じても。逃げるようでも飛んでいきたい。逃げたいの分かるかな。中途半端な小さな羽いらない。大きな羽が欲しくて。目をつぶって想像する朝の空気を感じる。
REAL
生きなおしてみればリアル分かると誰か言ってた。生きなおしてみる?REAL面倒くさくない?ReAL。今はいいや。
バカ
誰かがキリキリ幅よせしてくるぎりぎり。芦原死んだでしょ。バカでしょ?バカだったでしょ。芦原お母さん泣いてたよ。泣くでしょ。バカでしょ。自分はそれで良かったとか言いそう生きてたら。芦原死んだでしょ。やっぱりバカでしょう、
知らない
雨にふられて果てしなく錆びた紺色の軽自動車。見つける気持ちはなかったのに見つけてしまった。傷で書かれたLOVEの白い4文字。バカみたいズシーンバカみたい!ずしん妙に白い4文字が重ったるくて。変な味がした想像の味。わたしの脳の中ではじけた。ラブ&ポップっていう古い映画なんて見たくもないし。ムカつかないし。本当はね。わたしは知らないLOVeの読み方とか味のこと。